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〜君が笑顔になるなら唄いたい〜

マヤ暦が終わることから「世界が終わる」と言われた2012年。Acid Black Cherryは、yasuの想いを詰め込んで、3rdアルバム『2012』を発売しました。このアルバムは、たとえ世界が終わろうとも、生きることを諦めない人達の唄と物語がリンクしたコンセプトアルバムでした。

2013年———。
もちろん世界は終わっていません。

でもアルバムの物語の中で、おばあさんはこう言っています。 「世界が終わらなかったことがハッピーエンドではないのよ。  美しい世界を取り戻すにはとても時間がかかるの」

それは今の日本に少し似ているような気がします。 2011年に我々を襲った“悲しみ”は、今もなお続いています。 あの日、多くの日本人がそうしたように、yasuもまた、自分の人生や生きる意味を考えました。

「住む家も無く、食べる物もなくて困っている人がたくさんいるのに、 電気を使って音楽を作っていていいのだろうか」 ボランティアやチャリティーは素晴らしいけど、自分がそれをやっても『ひととき』のもので終わってしまう。

自問自答の日々でした。 やがて時間が経つにつれ、こう考えるようになりました。

「音楽しかやってこなかったし、音楽しか出来ない。 もしも自分の作った音楽で誰かが笑顔になるなら、音楽を一生懸命やろう」と。

『だって笑顔って伝染するでしょ?』

ひとつの笑顔はもうひとつの笑顔を生み出します。 笑えた誰かは、隣の人の痛みに気づくかもしれません。 もしかしたら手を差し伸べる余裕さえ出来るかもしれません。 そうして笑顔が繋がって、日本中に、世界中に笑顔が溢れたら素晴らしいことだと思います。

世界を変えるとか、世界を救えるとか、自分がそんな大それた人間だなんて思えない。

『でも君が笑顔になるなら唄いたい』

それがyasuの出した答えであり、生きる意味でした。

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