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Acid Black Cherry 3rd Album『2012』

今回のアルバムのテーマは、「生きる」。

このアルバムは、

『現在』
『マヤ暦の予言』※1
『世界終末時計』※2

という3つのキーワードを軸にストーリーが作られています。

まずは『現在』―――

これはもちろん、今年が2012年であるということ。

次に『マヤ暦の予言』―――

マヤ文明で使われてきた暦が、2012年の12月22日で終わっていることから、その終わりとともに「世界が終わる」なんて言われています。

そして最後に『世界終末時計』―――

世界情勢によって変動する『世界終末時計』。
今年の1月に『世界終末時計』がその針が1分進んで、
世界の終わりまで「残り5分」を指したっていうニュースが駆け巡りました。

ではここでもう一度、 改めてこのアルバムのテーマを伝えたいと思います。

今回のアルバムのテーマは『生きる』。

『2012』というアルバム全体を、“終わりゆく世界”と例えるとその中に収録されている楽曲は、その“世界の住人達”の物語。

それぞれの主人公達にも、絶望的な試練が降り掛かかり、 困難の中で必死にもがいています。

その姿は、カッコ悪く見えるかも知れません。 すごく情けなく見えるかも知れません。

けれど、歌詞の中に出てくる主人公達は、
誰も生きることを諦めていないのです。
生きることを諦めてないからこそ、
自分の「生きる意味」を一生懸命探そうと、必死にもがくのです。
そして、彼らはいつか、その先に光があることを知ります。

このアルバムは、
決して“世界の終わり”を唄ったものではありません。
たとえ世界が終わる程の試練が与えられようとも、“生きる事を諦めない”。
これこそが、『2012』の最大のメッセージです。

それを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

残り5分を指した世界終末時計。
2+0+1+2=5。
この「5」を希望の「5」に変えていきたくて
物語の中に五つの祈りを込めました。

少女の3つの祈り
天使の1つの祈り
世界中の祈りを1つに

すべての人達の想いが、祈りが、いつかひとつになっていくことを願って。

生きることは本当に大変です。

“でもね・・・生きていくことで未来はきっと変わって行く”

これは、Acid Black Cherryが最初から歌い続けている、変わることのない信念です。

今しか出来ないこと。
今じゃないと出来ないこと。
今を生きているから出来ること。
『2012』っていうタイトルの意味は、そこにあります。

いつか、「2012年」という現在が過去になったずっと先の未来に
もう一度『2012』を聴いた時、
「2012年ってこんな年だったね」って
笑顔で話している風景があったなら良いなと思います。

だってそれは、その時も世界が終わらず続いていて、その未来で、みんなが笑顔で生きているっていう証なのだから。

そんなyasuの思いがこもったアルバム。みなさんにこの『2012』を心を込めてお届けしたいと思っています。

キミのいる未来を信じて――。

※1:マヤ暦の予言 マヤ文明において用いられていた暦の1つ長期暦に、2012年12月22日以降の日付がないことから連想された終末論。マヤの「クワウティトラン年代記」によると、「長期暦」の5つに分けられた時代のうち、第1の時代は洪水、第2の時代は暴風雨、第3の時代は火、第4の時代は飢餓によって滅んだとされている。そして現在は、最後の第5の時代「太陽の時代」とされている。

※2:世界終末時計 世界終末時計(Doomsday clock)とは、核戦争などによる人類の滅亡(終末)を午前零時になぞらえ、その終末までの残り時間を「零時まであと何分」という形で象徴的に示す時計。1953年、アメリカとソ連が水爆実験に成功した際には、残り2分を指したこともあったが、人類の努力により、その針を戻すことに成功している。2007年には、地球温暖化の更なる進行や、北朝鮮による核実験の強行などで残り5分となったが、2010年、アメリカ・オバマ大統領による核廃絶運動で、その針を1分戻し、残り6分を指していた。

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